DESIGN設計手法説明

繊維配向設計プロセス

CADを用いて、設計要求に基づいて設計空間を満たすように繊維配向します。複雑な部品はCAEアプリケーションでFEM(有限要素法解析)をし、主応力方向を確認。配向方向や積層量等を検討します。得られた繊維配向データを専用のアプリケーションEDO path2.0により、ステッチデータに変換します。

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EDOpath2.0
(ステッチデータ変換アプリケーション)について

工学的設計志向(Engineering Design Oriented)アプリケーション

EDOpath2.0は機械的特性の要求に基づき繊維束の正確な配置を実現するソフトウェアです。

刺繍用のパンチングソフトウェアは、画像、塗りつぶしの形状、および基本的な描画機能に基づいたパターン設計に重点を置いています。
その場合、パターンの外観ではなく、繊維の機械的特性に焦点を当てた正確な配置の実現は、困難です。

EDOpath2.0は機械的特性の要求に基づき繊維束の正確な配置に特化したソフトウェアです。

解析支援アプリケーション
について

繊維配向において汎用のCAEアプリケーションはUDテープ材や織物材を想定しており、繊維の重なりや繊維束の隙間を詳細に解析することは困難です。

そこでTFP工法に特化した解析支援アプリケーション「EDOstructure」(現在開発中)を併用して繊維の方向・厚み・積層を設定、解析することで、適切な繊維配向データを出力することができます。

EDOstructureの代表的な機能

  1. 最大・最小主応力曲線を自動生成し、その繊維配向データをDXFファイルで出力が可能です。
  2. 異方性材料情報が追加されたTFP 3D FEモデルの出力(CDB)が可能です。
  3. 厚み形状の出力(STL/2D IGES)が可能です。
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